【成果主義と年功序列】2015/08/01 12:24 PM

皆様

お早うございます。エニシです。

 

私は結構な回数、転職をしておりまして、東証一部上場で数万人単位の社員を抱える会社から、ドの付くベンチャー、外資系の会社、証券会社など本当に色々な会社を見てきました。

どちらの会社も、「公平で納得のいく評価」というものを掲げて成果主義的な制度を持っており、当然ながら毎期毎の目標管理というものが行われていました。

私も若い頃は、やれ実力でのし上がって・・とか考えていたせいで、大きな会社で自分の上長に当たるひとが自分よりも明らかに働いていないのに倍くらいの給料を取っていたりということが許せず、その会社を飛び出たりとかしていた訳ですが、いま考えると本当に青臭くて、バカだったなと思うばかりです。

 

5per
 

 

どんな会社でも社会でも、人間の質というのは絶対に一定になりません。なるべきだとも思わないし、万が一なったらなったで恐ろしく画一的な社会で、それはそれで例えば一種類の病原菌で全滅するといったリスクを抱える訳です。

なので、仕事の出来るやつ、出来ない奴、やる気のあるやつないやつ、当然出てきます。んで、ある目的を共有する形で集まった仲間で仕事をやってみると、当然効率の良い奴悪い奴と出てくる。そして、上位数%が不思議と、その団体全体のかなりの収益なり何なりというのをはじき出すようになるわけです。

ただ、当然上位数%の彼らだけで仕事は完結するわけじゃなく、彼らはお膳立てをして、あとは実行部隊であるその他大勢のマンパワーがなければ実際物事は進まない。実際、建設とかの作業はその通りです。

 

んで、この職場で誰がどれだけ貢献しているかっていう話をして、それで収益を分配しようという話が出てくるわけですが、これがなかなか難しい。

今まで本当に色々な評価指標というものが生まれてきましたけれども、ついぞ人間は公平で納得感のある人事制度というのを発明できていません。

成果主義という仕組みを実際にやってみると分かるのですが、目標を設定したり、その目標をどうやって数値化したり、進捗がどうとか報告したり、最終的にそこを達成できたのかっていうことを上に説明したりといったことが、存外に面倒なのです。究極的には人間が評価するのですから私見は絶対に入る。それをできるだけ公平に、というのは殊勝なことなんですが、大して成果の出ないそれをやるために、と~んでもない工数が掛かるのです。

 

7.15
 

 

日本一社員が幸せな会社の社長、山田昭男さんが書かれたこの書籍にも書いてあります。

「成果主義のコストがバカにならないので、逆に効率が悪いので単純に年功序列にしておくのが最もマシ」

「この会社で最も売上を上げている、ということは社内で不文律として伝わるもので、そこにプライドを感じて社員は頑張る。別に金銭的な対価のみを求めて人間は頑張るわけじゃない」

 

多分、これが結論なんじゃないかと思います。特に日本人は、です。


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カテゴリ:生活お役立ち系
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