【メダリストのうつ病というのは決して珍しくない】2014/02/08 11:53 AM

皆様
お早うございます。エニシです。
このところブログの更新がほぼ一週間に1度になってしまっております。
申し訳ない(;=ω=)

さて、ニュース他で水泳選手のイアン・ソープ氏がうつ病状態にあり、治療施設に入所したとの話が出てきております。

http://www.sankeibiz.jp/express/news/140205/exe1402051231001-n1.htm

実は、金メダリストがその後虚脱状態になってうつ病を発症するというのは全然珍しいことではないそうで、普通の人が一生を掛けてようやっと手にできるかどうかという高みの幸福を、人生の前半25%くらいのところで手にしてしまうと、その先の人生について、死に向かっているという裸の恐怖から目を背けるための「快楽」の種を食いつぶしてしまうというのが主な理由だろうと思っています。

私が何度も引用しているこちらの絵。

zisso

旅人は絶体絶命

虎から逃げて崖まで追い詰められ、さらにそこから崖の下へツタを掴んで逃げ延びるも、海では3匹の竜が口を開けて待っている。

さらに、そのツタは木の上で白黒の2匹のネズミが交互にかじり、まもなく千切れ、旅人は海に落ちる。

ところが、木には蜂の巣があり、そこから蜜が垂れてくるので、その蜜をなめてはつかの間、自分のおかれた状況から目をそらす。

ロシアの文豪トルストイがこれを見て、これ以上に人間の実相というモノを如実に示したものはないと述べた絵です。

つまり、人間というのはいつでも自分の死というものと根源では表裏一体で、その事実から目をそらすために人生のなかの恋愛やら経済的な成功やらというものがいわば「快楽」として存在しており、それを食いつぶしてしまうと、虚しい人生というモノと否応なく対峙しなければならなくなるということです。上の絵で言うと、蜂蜜が無くなった状態です。

人間の実相を、肉体という物理的な存在と、その中でしか成立し得ない自分の思考とという完全に孤立した存在だと勘違いすると、「真実ではない虚無」に捕らわれて、生きる意志もなにも失せてしまいます。

大成功を収めた人ほど、精神世界への理解を深める修練が必要だと思うばかりです。
きっとお金も時間もあるのでしょうから、普通の人よりもずっと大成する可能性がありますのに。

ian

今こうしてみると、物理世界で人が追い求めている「幸福のようなもの」がいかに砂上の楼閣のものであるのか、痛いほど良くわかります。夢を叶えた先にあったものが何でしたか、と。


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カテゴリ:精神世界
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