【説得しない】2012/06/06 4:48 AM



皆様 お早うございます。エニシです。

自分のスキルアップの一環で、色んな会社が営業職員向けに行っている研修を受けたことが結構、あります。応酬話法とか、相手の知識に触れずに常に優位に立つ話法だとか、Yes But法だとか、色々です。

これらの話法に共通なのは、「論理で相手を言いくるめる」つまりは説得するという手法で、「理屈が通れば相手はその理屈通りの合理的な選択を取る」ということが前提になっています。



ところがどっこい、人間というのは感情の動物ですので、「俺は科学的な思考だから」、「プラグマティズムに立つ人間だから」等と言う人ほど、最後の最後は感情論を平気で持ち出してきます。



例えば私が扱っている、ある鹿児島産の薬草についてどこぞの大手のメーカーに勤めるエンジニアの人に説明したことがあります。彼が持っている論点は5つほどありましたが、そのそれぞれに対して日本あるいは世界の学会などで出された論文を根拠にして打ち返しました。

この時点で理論的には私が完全に優位に立ったのですが、

「そうはいってもエニシさん、そんなすごいモノが今までマスコミにも政府にも製薬業界にも取り上げられてこなかったなんて、あり得ないじゃないですか」

で結局逃げを打ちました。(勿論、何故彼らがこの薬草を取り上げないのかについてはキッチリと説明してありました。)



思うに、人間は感情の動物なので、説得はハッキリ言って無駄なのです。会話に臨むときには自分がとる結論を99%決めています。なので私はそれ以降、人を説得する、理論で相手を説き伏せるということを一切やらなくなりました。

聞く気の無い人に掛かる説得のエネルギーは無限ですが、その人をコチラから願い下げることで、聞く耳を持った普通の方を100人救えます。合理的なことです。



最近は、「是非エニシさんの話を聞かせて下さい」という方にしかお話しさしあげないというスタンスでいるため、非常に楽になりましたし、集まってくれた人々に対して最高の情報をお届けしようと思って資料にも熱が入ります。好循環です。



説得しない。話を聞いてくれる人にだけ、話す。

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