【ヘミシンク】2013/04/06 8:23 PM

臨死体験
この言葉を聞いたことがありますでしょうか?
死の間際に至って不思議な体験をしたという例の奴です。

・今までの人生を復習するような映像を見た。
・既に無くなった親戚の方と出会い、まだ来るなと言われた。
・ものすごい花畑に出くわした。
・自分の寝姿を傍から見ているような様子だった。
・トンネルのようなところをくぐっているのだが、遠くに光が見えた。

といったお話が、実は洋の東西を問わず、あちこちに残っています。
おそらく、親戚の親戚といった範囲まで聞いて回れば誰か一人はこういった体験を持っているヒトが出てくるでしょう。

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嘘か真か、国際臨死体験医学学会などというものも存在して、世界中の医者やジャーナリストや、とにかくそういう場に出くわすヒトの多い方々が集まって議論を交わす場があったりもするんです。



人間が、というより自分が死んだらどうなるのかというのは、遙か昔からそして今でも、常日頃ではないにしても自分も絶対に例外とはなり得ないテーマであり、関心があるに違いありません。私だってそうです。

臨死体験というのは、いまわの際に見る夢のようなものだという解釈をすれば、それは特定の脳波が作り出しているものだとも言えます。実際、脳波のうちでα波 (リラックスしているときの脳から観測される脳波)が発生している時に脳から分泌される脳内モルヒネという物質があるのですが、実際に亡くなった方の脳を 調べると脳の中には、その人がその亡くなる時点までの一生で分泌したであろう量よりも遙かに多い量の脳内モルヒネが検出できるのだそうです。

つまり、人間は死に臨んで何か強烈な幸福体験をしている可能性が高い。
死に臨むヒトの典型的な脳波というものがあるとすれば、それを再現できれば生きながらにして臨死体験ができるかもしれません。

さて、所は変わってアメリカ。1960年代です。
ラ ジオのパーソナリティを持っていたロバート・モンローという方は、放送の合間に入る「ザー」というホワイトノイズをヘッドホンで聞いている間に、「自分の 座っている姿を後ろから見ている自分が居る」(ドッペルゲンガー現象という)を頻繁に体験したのだそうです。あちこちの病院に掛かるものの、体に異常は全 く見つからず。この現象に興味を持った彼は、そのホワイトノイズを独自に研究するということを始めました。

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こ こで分かったことは、右耳と左耳から異なる周波数の音波を当てると、その差分に当たる脳波が右脳と左脳とから同調する形で発生する、ということでした。彼 はこの現象にバイノーラル・ビートと名前を付け、ステレオの音源に特定の音波を録音し、脳波をコントロールする技術として体系化しました。これが、今「ヘ ミシンク」と呼ばれるCDで販売されている音響技術の起源です。

そしてそこで一つの疑問が湧いてくるわけです。この脳波のコントロール技術を使って、死に臨む方の脳波を再現したら、生きながらにして亡くなる方の体験する世界を見ることができるのだろうか?

その目論見は大正解でした。実際にこの技術を使い、臨死体験に非常に近い体験を生きながらにして経験できることが分かり、これは今、終末医療の現場で実際に使われています。(ヘミシンクシリーズの中では『ゴーイングホーム』というものがそれに当たります。)

自分がこれから臨む死後の世界に、既に先に旅立ったかつての仲間達がいるのであれば、これほど心強いことはない。この体験によって、死に臨む方は死への恐怖をかなりの割合で軽減することができるのです。

このヘミシンク、当然ですが脳波をコントロールできる技術ですので、こういう医療での用途に限らず、集中したり、リラックスしたり、あるいは短時間の睡眠を取ったりといった用途にも応用されています。

普通の歌謡曲のCDと同程度の価格帯で買えるものばかりですので、一つ、試してみることをオススメします。

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